2006年 06月 23日
経済学もオモシロイ |
昨日、ぶたじる食ったのに・・・・の第105話
世紀の大発見をした
経済の根幹に関わる大発見だと思う
自分でもびっくりしてしまった。
我が熟成信州脳みそで、うまく説明できるか不安であるが
やってみたいと思います。
今日ラジオで
「スーパーなどで、夕方の売れ残りを割引販売しているモノを買うことは、100円玉の価値を上げることである」
といった主旨のコメントが流れた
最初は、そのとおりと思ったが、ふと疑問が湧いた。
その割引かれた金額は誰の負担になっているのだろう?
毎夕、刺身など割引販売が行われている。
毎日・毎日、割引販売分の負債を出している刺身売り場担当者はクビにならないのだろうか?
ココでワタクシは大発見をしてしまったのです。
ホントに自分的には、あぁーーーっ!!て言うぐらいの大発見なのですが・・
ではでは・・・説明できるかなぁ
仮にこんな設定をしてみました。
『原価1パック300円のマグロの刺身30パックで、6,000円の利益を上げたい時の価格設定』
500円ですべて販売すると・・
1パック200円×30パック=6,000円の利益
しかし、売れ残ったとき目標利益は確保出来ない
5パック売れ残っても目標利益を確保するためには
600円で25パック販売すると・・
1パック300円×25パック=7,500円の利益
ここから売れ残り分の原価300円×5=1,500円を差し引いて
7,500円-1,500円=6000円
全部販売すれば、さらに
600円×5パック=3,000円の利益が上乗せになる
しかし、お買い得感が無く、5パック以上売れ残る可能性がある
そこで、刺身売り場の担当者は考えたわけです。
定価を600円にする。
15パック売れた時点で2割引(480円)にする
残り6パックになった時点で半額(300円)にする
利益は・・・
定価の時 1パック300円×15パック=4,500円の利益
2割引の時 1パック180円×9パック=1,620円の利益
半額の時 1パック0円×6パック=0円の利益
合計で6,120円の利益を確保している
なんと売れ残りを、半額で出血サービスしている時には
すでに目標利益を確保しているではないか!!!
これなら売れ残りのリスクも減るし、買い手はお買い得感抜群
夕方、売り場に活気も出るし、いいことずくめだ
結局割引分を負担していたのは、スーパーではなくて定価で買ったお客さん
ということになってしまった。
今まですっかり騙されていたよ・・・
スーパーの刺身売り場で、「半額なんかで売ってもらって、申し訳ないねぇ」
などと思い、半額の値札の付いた刺身を買っていた、ボクって・・
この理屈で行くと、割引販売すればするほど、怪しいスーパーということになる。
ボクは世界で初めて、このカラクリを暴いた消費者として
今後もスーパーマーケットの監視を続けたい。
いずれ、この辺の理論をきっちり確立し
「刺身売り場の責任者は、なぜクビにならないのか?」
という経済学の本を出版・・・・するはずない
〜顔のある風景〜
顔だけが地表に出ていました
この下にはでっかい身体が埋まっているはずです。
本日のココロ
ひょっとすると
刺身売り場のカラクリに気づいていないのは
ボクだけだった?
世紀の大発見をした
経済の根幹に関わる大発見だと思う
自分でもびっくりしてしまった。
我が熟成信州脳みそで、うまく説明できるか不安であるが
やってみたいと思います。
今日ラジオで
「スーパーなどで、夕方の売れ残りを割引販売しているモノを買うことは、100円玉の価値を上げることである」
といった主旨のコメントが流れた
最初は、そのとおりと思ったが、ふと疑問が湧いた。
その割引かれた金額は誰の負担になっているのだろう?
毎夕、刺身など割引販売が行われている。
毎日・毎日、割引販売分の負債を出している刺身売り場担当者はクビにならないのだろうか?
ココでワタクシは大発見をしてしまったのです。
ホントに自分的には、あぁーーーっ!!て言うぐらいの大発見なのですが・・
ではでは・・・説明できるかなぁ
仮にこんな設定をしてみました。
『原価1パック300円のマグロの刺身30パックで、6,000円の利益を上げたい時の価格設定』
500円ですべて販売すると・・
1パック200円×30パック=6,000円の利益
しかし、売れ残ったとき目標利益は確保出来ない
5パック売れ残っても目標利益を確保するためには
600円で25パック販売すると・・
1パック300円×25パック=7,500円の利益
ここから売れ残り分の原価300円×5=1,500円を差し引いて
7,500円-1,500円=6000円
全部販売すれば、さらに
600円×5パック=3,000円の利益が上乗せになる
しかし、お買い得感が無く、5パック以上売れ残る可能性がある
そこで、刺身売り場の担当者は考えたわけです。
定価を600円にする。
15パック売れた時点で2割引(480円)にする
残り6パックになった時点で半額(300円)にする
利益は・・・
定価の時 1パック300円×15パック=4,500円の利益
2割引の時 1パック180円×9パック=1,620円の利益
半額の時 1パック0円×6パック=0円の利益
合計で6,120円の利益を確保している
なんと売れ残りを、半額で出血サービスしている時には
すでに目標利益を確保しているではないか!!!
これなら売れ残りのリスクも減るし、買い手はお買い得感抜群
夕方、売り場に活気も出るし、いいことずくめだ
結局割引分を負担していたのは、スーパーではなくて定価で買ったお客さん
ということになってしまった。
今まですっかり騙されていたよ・・・
スーパーの刺身売り場で、「半額なんかで売ってもらって、申し訳ないねぇ」
などと思い、半額の値札の付いた刺身を買っていた、ボクって・・
この理屈で行くと、割引販売すればするほど、怪しいスーパーということになる。
ボクは世界で初めて、このカラクリを暴いた消費者として
今後もスーパーマーケットの監視を続けたい。
いずれ、この辺の理論をきっちり確立し
「刺身売り場の責任者は、なぜクビにならないのか?」
という経済学の本を出版・・・・するはずない
〜顔のある風景〜
顔だけが地表に出ていました
この下にはでっかい身体が埋まっているはずです。
本日のココロ
ひょっとすると
刺身売り場のカラクリに気づいていないのは
ボクだけだった?
by yama-8931
| 2006-06-23 23:06